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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ブドウ栽培は、JAS有機でも使用が認められているボルドー液と呼ばれる農薬も使用せず、完全無農薬を実践しています(未認証)。
また、化学肥料も使用していません。
ワインの醸造においては、酵母、亜硫酸塩、おり引き剤など、ブドウ以外一切何も添加していません。
ワインはブドウを洗浄せずに造るものです。
農薬がついていればワインの中にそのまま入ってしまいます。
ですから、武蔵ワイナリーは「完全無農薬」にこだわっています。
『小川小公子 2021 Extreme』
2021 年は秋雨前線が 8 月下旬に関東に差し掛かり、梅雨明けしたのにもう秋雨??という不思議な天候となりました。
2020 年から栽培の技術革新が起こり、天候が悪くてもブドウの糖度を上げることが出来る様になってきました。
秋雨となれば、小公子は収穫を急ぐしかありませんが、天候への適応力も向上し、全体的なワインの質は年々向上しています。
気象条件が悪かったにもかかわらず、小公子は通常収穫で糖度 22 度、約 2 週間間引き追熟させた EX 用は糖度 23 度となりました。
雨模様の天候が続き、あまり糖度は上がりませんでしたが、明らかにブドウの熟度は上がり通常収穫のものとは別格になっています。
15 日の醸し発酵後、貯蔵はステンレスタンクにて約 6 か月、ミズナラ樽に移して約 20 ケ月、おり引きせずに熟成させています(シュールリー製法)。瓶詰め後、約 18 ケ月瓶熟成させてからのリリースです。
これまで同様、この仕込に関しても、ブドウ以外の物質を一切使用しませんでした。
貯蔵時にはステンレスタンクの空尺を埋めるために二酸化炭素を使用し、瓶詰め時には不活性のアルゴンガスを使用しました。
亜硫酸塩を添加していない為、貯蔵、瓶詰めには品質保持に気を使っています。
このワインはシュールリー製法により旨味を引き出し、ほどよい穏やかな酸味が心地よく感じられます。
現状で美味しく飲めますが、数年後はもっと旨くなり、5 年後 10 年後はさらに旨いワインになります。
ダークチェリー、ブラックベリー、干しイチジク、の印象を受け、ミズナラ新樽による白檀やわずかなバニラ香も感じられ、余韻は長く心地よい酸味と旨味が広がります。
ワインの色はダークなガーネット色で、熟度が高い中にもまだフレッシュさが同居しています。
料理との相性は、幅広く、肉料理はもちろんのこと、和食や中華でも合わせやすく、ほとんどの料理に合います。
特に挙げるなら、ローストビーフ、マグロステーキ、鹿ステーキ、うなぎの蒲焼など。
今回のExtremeはミズナラ新樽熟成のものに限定し、フルボトル587本と小ロットになりました。
小公子にとって過酷な気象条件でしたが、追熟による EX らしさの特徴は健在で、ミズナラ新樽の効果もあり、濃厚かつエレガントなワインに仕上がっています。
武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造
原材料名 ぶどう(埼玉県比企郡小川町産)
品種 小公子90% メルロー10%
製造者 武蔵ワイナリー株式会社
埼玉県比企郡小川町高谷104-1
酵母 天然酵母
内容量 750ml
アルコール分 13%
※この商品はお酒です。
※20歳以上であることを確認出来ない場合は販売致しません。