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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ブドウ栽培は、JAS有機でも使用が認められているボルドー液と呼ばれる農薬も使用せず、完全無農薬を実践しています(未認証)。
また、化学肥料も使用していません。
ワインの醸造においては、酵母、亜硫酸塩、おり引き剤など、ブドウ以外一切何も添加していません。
ワインはブドウを洗浄せずに造るものです。
農薬がついていればワインの中にそのまま入ってしまいます。
ですから、武蔵ワイナリーは「完全無農薬」にこだわっています。
『饅頭怖い2021』
小川町のメルローは年々良くなってきています。
気候的に難しいと思われましたが、樹勢を強める栽培方法により見通しが立ち、2019 年より栽培面積を拡張しました。
2022 年のメルローの収穫量は 200 kgで、新しい圃場からの収穫は 20 kgとなりました。
このメルローの収穫に合わせて小公子は除梗して冷凍保存しておきます。
2022 年は関東地方での梅雨明けが 7 月下旬、東北や北陸地方では梅雨明けが特定できないという状況で、2021 年同様に晴れない夏になってしまいました。
小公子の収穫時期も天候はすぐれず、収穫は悩ましいものでした。
悪条件下でも平均糖度は 23 度を達成ししています。
小公子は除梗、メルローは除梗せず、醸し発酵 8 日目に圧搾、約 1 ケ月後におり引きし、一部はミズナラ古樽に、残りはステンレスタンクのまま熟成。
別の小公子杉樽貯蔵(12 ヶ月)ワインと、檜貯蔵ワイン(12ヶ月)をアッサンブラージュして 2024/11 瓶詰め。
これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用しませんでした。
MLF 発酵を貯蔵時に確認、無濾過・無清澄にて仕上げています。
貯蔵、瓶詰め時には、ステンレスタンクの空尺を埋めるために二酸化炭素を使用し、瓶詰め時には不活性のアルゴンガスを使用しました。
亜硫酸塩を添加していない為、貯蔵、瓶詰めには品質保持に気を使っています。
2022 ヴィンテージから貯蔵方法の区別をせず、「饅頭怖い」に一本化しました。メルローと樽による複雑な味わいになっています。
ブラックベリー、ダークチェリー、干しブドウ感も感じられ、深煎りコーヒー、アーモンドなどのロースト感が強いワインになっています。
現時点では瓶詰め直後でまとまりに欠ける印象があり、飲み頃に入るのは 2025 年 3 月からです。
料理との相性は幅広いですが、こってりとした肉料理向きですが、スイーツ等甘いものとの相性も良さそうです。
ビーフステーキ、すき焼き、ジビエ、モンブラン、苺のタルトなどでしょうか。
このワインは長期熟成タイプで、本当の実力は 5 年~10 年後になりそうです。気長に待ちたいワインです。
銘柄を一本化したことで、生産本数はフルボトル 1300 本、ハーフボトル 1230 本、と比較的多くなりました。
「饅頭怖い」は、武蔵ワイナリーを代表するワインへと昇進。2022 年産
ワインの真打を是非味わってください。
武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造
原材料名 ぶどう(埼玉県比企郡小川町産)
品種 小公子90% メルロー10%
製造者 武蔵ワイナリー株式会社
埼玉県比企郡小川町高谷104-1
酵母 天然酵母
内容量 750ml
アルコール分 13%
※この商品はお酒です。
※20歳以上であることを確認出来ない場合は販売致しません。