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Ogawa Semillon Orange 2024

4,950円

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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

セミヨンは2021年に栽培を開始し、今回初めて単独のオレンジワイン(白品種を赤ワインの様に果皮ごと発酵させる)にしました。皮が薄く、貴腐ワインとして用いられる事もある品種ですが、小川町で栽培すると、レーズン化する粒が発生します。レーズンは奥深い味わいを出してくれますが、多くなりすぎるとワイン自体が少なくなってしまい、一方で未熟果も多くみられ、収穫の決断が難しいです。小川町の暑さでレーズン果が止まらず、貴腐ワインを造るまで粘るのは難しそうでが、レーズン果が入った特徴を出すことで小川町のテロワールを表現出来そうです。 仕込においては、除梗せずに全房で7日間の醸し発酵後に発酵が収束しかけたタイミングで圧搾。醸し温度は30℃超の高温で皮の旨味を十分に引き出すことを優先し、最高のオレンジワインに仕上がってます。 これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。オレンジワインとしても色は濃く、オレンジ、みかん、アプリコット、パパイヤの印象、余韻は非常に長く、旨さが口いっぱいに溢れます。残糖はほぼ無いはずですが、旨味が強いために甘みのあるワインの様に感じます。 料理との相性は幅広く、合わないものはほとんど有りません。特に合う料理としては、焼き鳥、アジフライ、穴子のてんぷら、魚介のスープ、鯖棒寿司など。ワインの旨味が強いので、料理自体を美味しくしてしまいます。 このワインはフルボトル478本とまだ希少ですが、良いブドウが出来ており今後の生産増加が十分に期待できます。今回は早飲みワインに仕上げていますが、長期熟成タイプのワインも造りたいと考えています。樹勢を強くしてブドウの力を引き出す栽培が、セミヨンにも良い結果をもたらしてくれています。美味しいブドウが出来れば、ワインは必ず美味しくなります。農薬や肥料を使わないから出来る最高のオレンジワインをお楽しみください。                                武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造

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