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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
✨【小川のワイン祭🍷このイベントだけの特別なワイン①】✨
🍷赤ワイン 「KANPAI2023 限定ラベル」(小公子微発泡)
ラベルのイラストは、渡邉知樹さん @tomoki1980 に描いていただきました!
武蔵ワイナリー2023年ヌーヴォー的位置付けのワイン。
美しい鮮やかな濃赤紫の泡、KANPAIリリース史上、最高の旨さです!
小川町には、乾杯には地元産の地酒や飲み物でーという「乾杯条例」があります。
まさに、今回のワイン祭の初開催にふさわしいお祝いのワインといえるでしょう!
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2023 年は雨の少ない年となり、高温少雨でブドウが自ら古い葉を枯らす現象が見られました。
もしかすると、2023 年は雨除けが無くても栽培が出来たのかもしれません。平均糖度は 23 度と申し分ない水準となり、ブドウの状態も良く、2022 年に引き続き 2023 年の仕込みも除梗をしない仕込みを主体にしました。除梗しない分、苦味や渋みを感じ、酸味を和らげる効果もあります。
それと、発酵時の最高温度を高めの 30°C手前くらいに持って行き、醸し期間は一次発酵収束までの 8日間、果皮の色素を抽出する方向に切り替えました。低温できれいに造るのもそれはそれで良いのですが、小公子の個性を引き出す事にしました。
これまで同様、ぶどう以外の物質を一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。
このワインは熟成期間を取らずに飲めるよう、発泡性に仕上げおり、冷やしても常温でも楽しめます。小公子のワインで、唯一冷やして飲めるワインとも言えます。
2021 年、2022 年は発泡性を弱めにしましたが、今回は発泡性を強めにしました。貯蔵期間は約 2 か月と短期間ですが、瓶詰め直前までおり引きをせず、シュールリー(おりの上という意味)製法により旨味を引き出しています。現時点で十分にそのパフォーマンスを引き出せたと思います。
ワインの印象は完熟したカシスやブラックベリー、ラズベリー、さらにアプリコットやプラムの様なフレッシュ感もあり、余韻も長く後を引きます。泡まで鮮やかな赤紫になり、非常に色素が濃いですが、嫌味を全く感じません。
料理との相性は、肉系の中華料理やイタリアン、揚げ物などとの相性は抜群です。繊細な料理には冷やしてあっさりと、こってりした料理には常温で合わせることをおすすめします。
武蔵ワイナリーの他のワイン同様、相性の悪いものを見つける方が難しいと思われます。旨味を十分に感じるワインですので、料理をさらに美味しくします。
KANPAI2023 は、フルボトル 1,492 本、ハーフボトル 1,296 本と、武蔵ワイナリーでは生産本数が最も多いワインになります。この 2023 ヴィンテージは発泡性や味わいのバランスが良く、発売開始時点では過去最も良い出来だと思います。今飲んでも十分旨いですが、5 年後、10 年後はどの様に変化してくれるのか、試したくなるワインです。