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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ブドウ栽培は、JAS有機でも使用が認められているボルドー液と呼ばれる農薬も使用せず、完全無農薬を実践しています(未認証)。また、化学肥料も使用していません。
ワインの醸造においては、酵母、亜硫酸塩、おり引き剤など、ブドウ以外一切何も添加していません。
ワインはブドウを洗浄せずに造るものです。
農薬がついていればワインの中にそのまま入ってしまいます。
ですから、武蔵ワイナリーは「完全無農薬」にこだわっています。
『饅頭なんまら怖い2021 Mizunara』
2021 年は秋雨が 8 月にやって来て小公子は厳しい年となり、メルローはコナジラミ等の害虫の攻撃をかわしつつ、なんとか 2a の小さな畑で 100 キロ越えの収穫量を確保しました。
小公子と少量のメルローという組み合わせは、2019 年以来で、小公子をメルローの収穫時期まで保管しなければならず、結構大変です。全房除梗、醸し発酵 9 日目に圧搾、およそ 6 ケ月のステンレスタンク熟成の後、ミズナラ樽に移して約 20 ケ月後におり引きして瓶詰め。樽熟成中も赤ワインでは珍しいシュールリー(おりの上という意味)製法により旨味を引き出しました。
これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用しませんでした。MLF 発酵を貯蔵時に確認、無濾過・無清澄にて仕上げています。貯蔵、瓶詰め時には、ステンレスタンクの空尺を埋めるために二酸化炭素を使用し、瓶詰め時には不活性のアルゴンガスを使用しました。
亜硫酸塩を添加していない為、貯蔵、瓶詰めには品質保持に気を使っています。
小川町のメルローは年々良くなってきています。気候的に難しいと思われましたが、樹勢を強める栽培方法により見通しが立ち、2019 年より栽培面積を拡張しました。まだ現状のメルローの収穫量は 115 kgで「饅頭なんまら怖い 2021」を造ることにしました。
もしかすると、小公子とメルローの組み合わせは、武蔵ワイナリーを代表する銘柄になる可能性があります。
何でこのネーミングなのかと良く聞かれますが、このワインが非常に旨すぎて怖いからです!
このワインは小公子単独のワインよりは低温でも飲めますが、やはりやや高めの 20°Cくらいがお勧めです。
ミズナラ新樽による白檀やバニラ、チョコレートやキャラメル、果実感はブラックベリーや干しイチジクの味わい、ミズナラ樽とこのワインの相性は非常に良い様に感じます。少量のメルローが小公子を脇役にしてしまっている感じのするワインです。
料理との相性は幅広いですが、特にローストビーフやラザニア、シカ・イノシシなどのジビエ料理、ナッツやチョコレートをつまみながら、ティラミスなどのデザートと楽しむのも良さそうです。
ミズナラ樽の効果で、現時点で飲んでも十分美味しいのですが、年々熟成感を増すだろうと思います。5 年後なのか 10 年後なのか、まだまだこのワインの実力は先にあります。生産本数は 569本とやはり少なく。
2021 年産ワインの真打のさらに上を行く名人を是非味わってください。
武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造
原材料名 ぶどう(埼玉県比企郡小川町産)
品種 小公子89% メルロー11%
製造者 武蔵ワイナリー株式会社
埼玉県比企郡小川町高谷104-1
酵母 天然酵母
内容量 750ml
アルコール分 12%
※この商品はお酒です。
※20歳以上であることを確認出来ない場合は販売致しません。